穴口一輝の試合の危険性について考察！年間最高試合に安全確保の道はあった？

2024-06-22

穴口一輝さんの死につながった最後の試合が話題ですね。

穴口一輝さんの最後の試合は年間最高試合に選出される良い試合といわれています。

しかし、ボクシングが危険性が高いことを改めて認識する出来事でもありました。

穴口一輝さんの試合の危険性について、また安全確保の道はあったのか考察しました。

穴口一輝の試合の危険性について考察！

穴口一輝さんの最後の試合が話題となっています。

穴口一輝さんの最後の試合は年間最高試合に選出され、良い試合だと評されています。

特に実際に試合を目にした方にとっては心に刻まれる試合となっています。

実際の声がこちらです。

あまりに残酷な結末になってしまった

それでもあの日、有明アリーナで見せてくれた試合は2023年の年間最高試合なのはもちろん、日本のボクシング史にも永遠に刻まれる素晴らしい試合だったと思っている

穴口一輝選手のご冥福をお祈りします
— BIG EVENTER (@joiningbigevent) February 2, 2024

2023年の年間最高試合（世界戦以外）に選出された堤聖也vs穴口一輝は2023年の年間最高どころか、国内における令和史上最高試合だと思っています。有明アリーナが拍手喝采に包まれた光景は脳裏に焼き付いて離れません。

言葉に表せないほどの感動を与えて下さった穴口選手に心より敬意を表します。
— ヨタロー (@sp1976a) February 2, 2024

しかし同時にボクシングという競技の危険性を考えさせられる出来事ともなっています。

穴口一輝さんの最後の試合は年間最高試合に選出される素晴らしい試合でした。

しかしそこに安全確保の道はあったのでしょうか。

次でくわしく見て行ってみましょう。

穴口一輝の試合は年間最高試合に選出されたが安全確保の道はあった？

穴口一輝さんの試合は年間最高試合に選出されるほどの素晴らしい試合でした。

しかし、その試合をきっかけとして穴口一輝さんは亡くなられています。

命の危険もあるボクシングという競技について考えさせられるところです。

安全確保の道はあったのでしょうか。

ここで考えられるのは2つです。

①判断が難しい試合であった（＝ストップはかけられなかった）
②判断の見直しや対策を講じること

2つが考えられるというよりも、①だからこその②かもしれませんね。

それぞれ見てみましょう。

判断が難しい試合であった（＝ストップはかけられなかった）

今回の試合は判断がとても難しい試合であったと言われています。

序盤は挑戦者・穴口がペースを握り、3回までジャッジ3人のうち2人が穴口に10-9をつけた。しかし、王者・堤が4回に意地を見せてダウンを先取。5回は開始から打ち合った。7回にも堤がダウンを奪ったが、穴口は再開後も引かない。打撃戦が続き、3度目のダウン。最終10回の終了間際に4度目。その後も戦う意思を見せていた。
Yahoo!ニュースより

穴口一輝さんが「戦う意思を見せていた」と言うところが特に大きいですね。

ボクシングという競技だからこそある危険性と今回の穴口一輝さんの件を振り返る声がこちらです。

甘い。ボクシングに限らないけど、格闘技に絶対安全なんてないんだよ。安易に「命懸け」という言葉を使っちゃいけない。
生きるか死ぬか。だから俺は観る。

ボクシング穴口一輝選手の死去、ストップの判断は「難しい試合」　ダウン1つ差で逆転の超僅差判定 https://t.co/gFRVWZt4lI
— MK (@eiken_wisdom) February 3, 2024

先日の日本バンタム級タイトルマッチを戦った穴口一輝、右硬膜下血腫で手術していたのか。ストップの早い試合が多いと感じていたけど、安全面を考慮すると、それくらいが良いのかな。。とにかく回復を祈ります。
— A2 (@bigflag1208) December 30, 2023

堤聖也vs穴口一輝

大衆は勝手だな。

試合直後は足元がフラつきながら、肩をかかえられて退場する穴口に対し拍手喝采。

穴口の続報がないと「レフェリーや陣営は何してるんだ？選手の安全が最優先だろ。」

俺も匿名でXやっとるしなかなか言いたいことゆーてるけど、気をつけようとは思う(ﾟoﾟ;;
— 高岸 (@aaaaaaaaazxa) December 29, 2023

何か安全策を講じられなかったのかという声があります。

同時に穴口一輝さんの健闘を称える声も絶えません。

判断の見直しや対策を講じること

穴口一輝さんの最後の試合が判断が難しいものだったと言われています。

だからこそ、その「判断」の基準を見直すことが言われています。

現状ある判断基準としてはこちらです。

制限体重
グラブ
ラウンド数
試合間隔
年齢制限
医師による試合前後の検診

ボクシングは喧嘩ではなくスポーツ。選手を守るため、様々な厳しいルールがある。制限体重、グラブ、ラウンド数、試合間隔、年齢制限、医師による試合前後の検診……etc.　当然、今回はこれらの規定に反することなく試合が成立した。でも、起きてしまった。だからこそ、なぜルールがあるのか。なぜルールを守らないといけないのか。再認識し、現行ルールの見直しなども検討が必要だろう。
Yahoo!ニュースより

これに加えて上がる声もあります。

ここで上がるののが次のような対策です。

防具の着用
中止の基準を発表
減量失敗時のペナルティ
リザーバーの用意
延期やリザーブマッチの用意

実際の声がこちらです、見てみましょう。

以前からずっと疑問に思ってたのだけど、何でアマチュアボクシングは防具ありで、プロはないんだろう。
プロでも防具をつければ事故は減るんじゃ？
ボクシング穴口一輝選手の死去、ストップの判断は「難しい試合」　ダウン1つ差で逆転の超僅差判定（THE ANSWER） https://t.co/l38s702XwM
— （借金踏み倒し）麻（雀大好きア）ライさん (@mj_arai) February 3, 2024

@rizin_PR @kai_1031_
階級制は安全のため。
穴口一輝選手の緊急手術の直後なのでリスク管理を重視！
即座に中止できないのは減量失敗時の対応策がなかったから？

・予め中止の基準を発表
・減量失敗時のペナルティー
・リザーバーを用意
・延期／リザーブマッチを用意
等、今後も見据えた安全策を🙏
— 逆襲のニート Counterattack Neet (@gooddays1) December 31, 2023

今後のボクシング界に響いてくるのでしょうか。

これからが気になるところですね。